日本古来の愛玩犬、狆(ちん)のおはなし。
ということで、時代は江戸時代。
珍しい物がお好きなお殿様が入手した、巨大な「おいぬさま」。
もちろん、家来をたくさんつけてお世話させるのですが、
いたずら好きなので、次々と騒動が起こるのですね。
もちろん、家来たちも、扱いを丁寧にしなければなりませんから大変です。
言葉づかいも物々しく、でも、愛らしいところもあって、憎めないのかもしれませんね。
豪快なおならのシーンとか子どもたちの笑うツボもちゃんと押さえています。
好き嫌いが分かれる絵だとは思いますが、さすが賞を取っただけの画力は感じました。
幼稚園児くらいからでしょうか。