トニーという男の子と仲良しの青い小鳥のピッチ。ピッチはトニーが大好きです。ある日トニーは大好きなお母さんと突然のお別れをします。トニーを励ましたいピッチは、一生懸命あるプレゼントを作ります。
3歳の娘に初めて読み聞かせたときは、ちょっぴり悲しいお話にしゅんとしていました。何回か読んでいるうちに、内容が飲み込めてきたのか、「よかったね。」と笑顔を見せてくれました。
大事な友達が悲しいときや困っているときに、「何かしてあげたい。」という思いやりの気持ちを育む良い絵本だと思いました。
悲しいけれど、ハッピーエンド。最後の真っ青な空の色が、トニーの明るくなった心を表しているようで、子供と同じく「よかったね。」と笑顔で言えました。