南極から来たペンギンくんはのびのび育ったせい?でマナーを何もしりません。
あまりにマナーを知らなさ過ぎるペンギンくんに驚いたアライグマは、一緒に世の中を見て回ってペンギンくんにマナーを教えようとするのだけれど・・・。
無邪気で素直な、まさに子ども視点のペンギンくんと、常識を身につけた大人目線のアライグマくんのかみ合わなさが面白いです。
ペンギンくんの意見は子どもの屁理屈みたいなところが大いにあって、大人としてはアライグマくんの意見に同調したいところだけれど、そういう言い方ではたしかに子どもには通用しないなぁと思い知らされたり。
4歳の息子はアライグマくんの説教くささがあまり気に入らなかった様子でした。ママに怒られている感じがしたのかも(笑)。
絵本にしては文章がかなり長いので、ちょっと大きなお子さんの方が楽しめそうですね。