弱虫な男の子ハリーが、ある事件をきっかけに、自分に出来る誰にも負けない素晴らしい事を見つけて、弱虫を吹き飛ばしてしまうというストーリー。
弱虫だったハリーの暗かった表情が一変して、明るい楽しさに満ちた表情に変わります。
そこがとても印象深く、爽快に読み終えることが出来ました。
何だっていい。
自分の得意なこと、ほんの少しでも人より上手に出来ること。
もし、そのことがあれば、素晴らしいんだ! 何だって怖くない!
と思わせてくれる素敵な絵本です。
1・2歳の頃、作者の「でんしゃ」や「ひこうき」を破れてしまうまで読んだ息子。
境界線のはっきりとした描き方とカラフルな色遣いは、この絵本にも同様にあり、楽しく読めました。
園児さんにオススメします。