たぶん、この本は大人と子供では着眼点が違うだろうなと思います。
でも、根本は一緒「自分はどう行動すべきか」を考えさせられる本だと思いました。
11歳の子は自分で読んでいるようでしたので読み聞かせはしませんでした。敢えて感想も聞きませんでした。
ありのままの子供の世界を描かれているようで、読んでいて恐ろしく感じました。
いじめ問題に限らないのかもしれませんが、表面的な子供の行動ではなく、その子の心を感じようとする大人の存在が、とても重要なんだと思いました。
その大人は必ずしも親とは限らない、名前も知らない赤の他人であってもいい。
子供に寄り添い、その子の心の声を感じようとしてくれる大人がいること、それが負の連鎖を止められる方法なのかも・・・
子供と関わるすべての大人におすすめします。
子供だったら小学3〜4年生以上からおすすめします。