欲深い おじいさんやおばあさんが
大怪我をしたり 死んでしまったりする昔話がほとんどですが
このお話は ひと味違いました。
最後の場面で 欲張りなおじいさんが
川に落ちて ずぶぬれで帰ってきます。
それを迎えるおばあさんは 晩のお膳を用意して家で待っているのですが
おじいさんの姿を見て 大笑いしているのです。
昔話の残酷さについては 色々な考え方があると思います。
でも 幼い子供に読み聞かせる時は やはり
「めでたし めでたし」で終わるものが 気持ちいい様な気がします。
そういった意味では 安心して読み聞かせられるお話でした。