忙しい日々のなか、一週間ほどで3冊読んでしまいました。もうドップリ。
ラノベの年頃には満たないけれど、文学ではない独特の文法を持つ文章は読みづらく、子供たち全員の背景や心情を描きだす手法に、綿棒で薄く伸ばしている印象。キャラをたたせる最近の傾向を思いました。
が、ドップリ底まで沈んでしまう。
この手の話をずいぶん読んできたので、着地点を想像しながら読んでいたわけですが、3巻ラストでひっくり返されました。
御祭神(現人神)がコールドスリープとな?!
和風ファンタジーから和風SFへ。ここが転機ですかね。
世界観はおもしろい。
読書好きはもちろん、つばさ文庫や青い鳥の売れ筋しか読んでいない子にもいいかも。これを機に児童文学の世界へダイブしてくれるといいなぁ。
軽いテイストで実力を感じさせる世界を楽しめるので、忙しい子にもいいかもね。