新刊
ふしぎな はこ

ふしぎな はこ(評論社)

箱のなかにはいっているのは?!

  • かわいい
  • 盛り上がる

宮沢賢治の絵本 猫の事務所」 てつじんこさんの声

宮沢賢治の絵本 猫の事務所 作:宮沢 賢治
絵:植垣 歩子
出版社:三起商行(ミキハウス) 三起商行(ミキハウス)の特集ページがあります!
税込価格:\1,980
発行日:2014年10月
ISBN:9784895881548
評価スコア 4.09
評価ランキング 26,934
みんなの声 総数 31
  • この絵本のレビューを書く
  • 半分獅子に同感

    • てつじんこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子6歳、男の子3歳

    いじめられているかま猫がかわいそうでなりませんでした.
    親切でやったことに文句を言われたり,病気で休んでるのにずるして休んでいるように言われたり,無視されたり・・・
    かま猫の気持ちを考えると心が痛くてたまりません.

    最後の文章の「僕は半分獅子に同感です.」というのが気になりました.半分ってどういうことだろう?
    宮沢賢治は「ぼくはかま猫に同情します.」と言っていたので,かま猫がいじめられていることに心を痛めていることは分かります.そのいじめの舞台となっている事務所が廃止になることを決定した獅子に対しては半分だけ同感なんですよね.
    宮沢賢治は,かま猫がいじめから解放されることは望んでいても,事務所がなくなることは望んでいなかったのかな.
    事務所がなくなっていじめもなかったことになるのではなく,かま猫をいじめていた猫達が反省して心を入れ替えて,みんなで仲良く楽しく事務所の仕事を続けることを,宮沢賢治は望んでいたのかなと思いました.

    投稿日:2015/10/03

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「宮沢賢治の絵本 猫の事務所」のみんなの声を見る

「宮沢賢治の絵本 猫の事務所」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / もこ もこもこ / おつきさまこんばんは / ぐりとぐら / くだもの / いないいないばあ / がたん ごとん がたん ごとん / ねないこ だれだ / バムとケロのもりのこや

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



フランスの大人気絵本チュピシリーズ日本語訳登場!

みんなの声(31人)

絵本の評価(4.09)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット