宿題を忘れた主人公ゆうすけくんのしどろもどろの言い訳に、担任のえりこ先生の「ゆうすけくん、だめだなあ。ウソをつくなら、もっと上手につかなくちゃ」
ばれないような、聞いた相手が楽しくなるような、聞いた人がウソとわかってもはははって笑っちゃうようなものじゃなきゃ、ってえりこ先生。
上手にウソをつけたら、宿題やってなくても叱られないってこと?と、少々曲解したゆうすけくんの翌日の行動は、・・・・・・。
ゆうすけくんから始まり、クラス中宿題忘れのウソの言い訳披露が毎朝続きます。(言い訳を披露したくて、宿題をあえてしてこない子までいます)
子どもたちの想像の世界の奥深さ柔らかさ温かさに呻ってしまいます。
漢字や計算ドリルの宿題も大切でしょうが、こんな脳トレも素敵ですね。
えり子先生が最後に、どのようにこのウソの言い訳合戦に終止符を打ったかは、読んでのお楽しみということで、・・・・・・。