私が育った地方では「3枚のお札」というお話でした。
山姥の家で 小僧がすすめられた鍋の餅は 蛙だったり
頭が痒いから シラミを捕ってくれと頼まれて 小僧が覗き込むと
みみずやムカデがうようよと出てきます。
あんまりおどろおどろし過ぎて
かえって子供はここで笑ったりしています。
また言いつけを守らずに
怖〜い思いをする羽目になった小僧を
和尚さんは とっても落ち着いた態度で迎え
そして機転の利いた方法で 簡単に助けてくれるのです。
約束をを守る事の大切さと
身近な大人(お父さんやお母さん等)が
困った時には 助けてくれる 力強い存在である事を
諭してくれている様にも感じるお話でした。
怖〜いお話だけど
読み終えた時は「あ〜良かった!」と思える内容です。
装丁にも工夫がされているようで
表紙の見返しは 寒〜い感じのする 水色で
裏表紙の見返しは 暖かみのあるかわいいピンクです。
(表紙と裏表紙の絵も とっても対象的です。)
子供の潜在意識に どの位働きかけてくれるのか
とっても興味があります。