かえるのぴっぽは、一人ぼっちでさみしくて、夢の中を小さな羊と旅します。
一年間、それぞれの月の生き物の夢の中を羊と一緒に訪れます。
みんなの夢を聴きながらだんだんと寂しい気持ちが薄れていったのでしょうか。
ぴっぽは冬を前に、羊を置いてどんどん先に行ってしまいます。
春になってどうしても羊に会いたくなったぴっぽはコウノトリに「羊が君を探していたよ」と聞きます。
さて、ぴっぽは羊にまた会えるのでしょうか・・・。
読みながら、なぜぴっぽが羊を置き去りにしてしまったのかが解せませんでした。
ただ、寂しいような、暖かいような独特の雰囲気のある絵がキレイで印象的でした。