昼間、外よりも暗い家の中。
日が傾くにつれ、ますます増えていく暗いところと、何かの気配。
家じゅうの電気をつける男の子と、無駄な電気は消しなさいというお母さん。
考え始めると暴走していくこども、おばけよりも電気代の方がこわい(?笑)お母さん、どちらも「うんうん」と頷いてしまうお話でした。
“くらいところからしか、みえないものがたくさんあるよ。”
とささやくだれかの声。
思い切って目を開けると、わぁ…と声が出るほど、すてきな風景。
「暗いところは怖い。でも、今日は電気を消して眠ってみようかな…。」
恐怖心を好奇心に変えてくれる一冊です!