4歳の息子と読みました。
「ひとりで いいこにしていられるかい?」とのハリスの問いかけに
「もちろん」と答えたジョージ。
「ぼくは いつでも いいこだよ。
いいこじゃなかったことなんて あったかな」
この台詞も笑ってしまったのですが、
その次から始まるジョージの行動に、息子はすべて大笑い。
また、毎度の「えーーーっ! ●●しちゃうの〜?」という台詞も
大喜びで、息子は一緒に口ずさんいました。
その際の、ジョージの顔のとぼけて可笑しいことと言ったら!!
リズミカルな台詞とジョージのおとぼけ顔が本当に楽しい。
家に帰ってきたハリスに、アヒルのガーコちゃんをあげようとするジョージにも
大笑い。
このジョージ、誰かに似ていると思ったら、イタズラ好きの息子にそっくりです。
だから息子も共感して、楽しんでいるのかな。
この調子でずっとイタズラをしていって終わりなのかなーと思ったら、
ちょっとビックリ大逆転。
イタズラをたくさんし終わったジョージは、もう外に散歩にいっても
イタズラをしないのです。ハリスがあまり責めなかったからかしら。
私はいつも息子のイタズラを叱ってばかりいるので、ちょっと胸が痛みました。
イタズラもたくさんしたら、落ち着くのかな。
息子をあまり叱らないでいた方がよかったのかしら。
そして、ホートンさんのイラストは、やっぱりおしゃれで素敵です。
赤と紫を基調とした色使いは、ジョージのイタズラにぴったり。
見ていて、とても心地よく、ほっこりします。
表紙裏の見開きも、テキスタイルみたいです。
楽しくてお洒落な一冊です。