セロファンを貼った影絵のような絵が素敵です。シンプルな中にもしっかりと主張があるような気がします。
お話も、何度も繰り返しがあり、子どもにとって親しみやすい展開になっています。
どんどん友だちが増えていくと同時に、自分の目指すものにも近づいていくので、次はどうなるのかなと先を楽しみにする気持ちが生まれます。
最後にモビールが付いているのも新鮮で楽しいと思いますが、同じページに掲載されているので、お話が終わる前に付録へ目がいってしまいます。
読者が自分の胸の中でお話をきちっと完結させてから、付録に進めるように、付録はページをめくった次のページに付けた方が良いと思います。