単純な色使いで目をひきます。主人公の女の子はお父さんから1冊の絵本をもらいました。その絵本には赤い鳥が出てきて、願いをかなえてくれるという幸せな鳥。女の子は願い事をかなえて欲しくて赤い鳥を探します。けれどもどこをどう探していいかわからない女の子は動物達に聞いていきます。動物達も少しづつ教えてくれて、やっと赤い鳥にたどりつきます。そこで女の子は急いで願い事を言います。「友達が欲しい」周りの動物達は「そんな願い事はいらないよ」って。その文章を読んだ時「なんで皆そんな事言うんだろう?」って思ったけど、実は・・・「僕たちが友達なんだから」って。最後にジーンとくるお話しでした。そして絵本の最後にはモービルを作成できるページがあって、絵本を読んだ後も楽しめる工夫があります。これはとっても得した気持になれます。物語とよりつながりを感じられて、お話しももっとおもしろく読めそう。子供も喜ぶと思います。