知り合いの人から是非にと勧められて読んだ一冊。
9歳の息子と読みましたが、
息子よりも私のほうがボロボロ涙が出てきました。
題名も表紙の絵も超インパクト強い。
絵と出てくる出てくるなすびの色も超インパクト強い。
でもこんな愛情いっぱいのお母さんがどう鬼に化けるのか?
その答えが分かったときには、もう涙なしでは読めませんでした。
涙を眼にためる私を見上げる息子。
彼にはまだ分かるまい。
この絵本のお父さんもお母さんも本当にすごい。
私は同じ立場に置かれたときに、
果たして同じ強さを以て息子と向き合うことができるだろうか?
心の奥深くまで雷に打たれたような衝撃でした。
そして背表紙に読者宛に記されているあとがき。
このあとがきを読んで、お母さんの気持ち、そして願いが
作者さんに伝わっていることを強く実感させられました。
絵本ですが、是非世の中の一人でも多くのお母さんに読んでいただきたい一冊です。