かつてはGNH:国民総幸福量で有名だった国。2008年の民主化以来、いろいろ変化があったらしい。とはいえ、自分たちの民族衣装や文化、伝統的な古い家などを大事にしながら、新しい技術、パソコン、英語なども積極的に取り入れて、力強く生きている。学校の授業が英語で行われている(一部はブータンの言葉)のは、将来、高い水準の学習を受ける時、英語の本を読む必要があるからだという。板書された英語をみると、小学生で、すでに日本の高校生くらいのレベルの事はやっていそうでびっくりした!
中国とインドに挟まれ、海のない国で、アジア系の顔立ちの人が目立つので、なんとなく親しみやすい感じがする。田んぼでお米を作っている様子なども、昔の田舎の風景みたいで外国とは思えない。しかし、家に仏塔があったり、本格的な法事があったりする。国技の弓道は的に当たると「踊り始める」というし、なんだかいろんなものが混ざっている、不思議な印象。質素だが、人々の教養の高さと、心の温かさが伝わってくる。是非、行ってみたい。