真夜中の冷蔵庫の中、たまごたちは、ある噂を耳にします。それは、そこのお家のお母さんは料理が下手で、たまご料理は目玉焼きだけ、それも真っ黒こげになってしまうということ!
たまごたちはみんなそれぞれ、おいしいたまごかけごはんや、ふわふわのオムレツ・・・など将来の夢があるのに、なんとかここから逃げ出さねばとあたふたしているところに、そばに飾ってあっただるまさんが、とっておきのおまじないを教えてくれます。だるまさんのおまじないといえば、あれしかないですが・・・(笑)
逃げ出すたまごたちの真剣なやりとりとは対照的に、ごみ箱におちたり、ランドセルに入ったりする様子がとても愉快で(挿絵が最高です!)、その愛らしさに思わず笑ってしまいました。
たまごたちの夢、かなったかどうかは読んでからのお楽しみです。
ひとつだけ、うずらのたまごもいるのですが、その子のセリフ、最後にかなった夢に、娘はとても喜んでいました♪