表紙の何だかとぼけた感じの家族の絵・・・だけど、何故だか楽しそうな家族の上にはひっくりかえったアベコベさんという文字。
読む前から絶対おもしろそうだと思ったら、思ったとおり、いえ、思った以上におもしろかった。
いつも、夜に起きてくるこの家族、食事をするのはベッドの上。ジャムは投げつけ、手でキャッチする。ある日、お隣りさんの家で留守番を頼まれたアベコベさん一家は・・・。
何〜これ〜!!と子どもと一緒になって笑っちゃう。
やりすぎだけど、ずっとそのままでいてほしいと思ってしまう楽しい家族。
この本を子どもと読んだあとは、子どものいたずらもわがままも少しくらいのことは、まっいいかって思えてしまう、なんだか気持ちが楽になる。