このお話は実話ですが、小学校くらいのお子さんたちに分かり易い言葉で翻訳されているそうです。
まずは翻訳者と、挿絵を描かれた中川学さんに拍手〜っ!お疲れ様です!!とっても素敵でした。
絵ははっきりとしていて遠目も利きます。見易いです。
文章も分かり易いですが、
今の地球の社会がどう機能しているのか知らなければ、せっかくの素晴らしいスピーチも何も伝わってこないので、
地球の今の社会の動きや経済の状態がある程度分かる。状態で読んでほしいので、色々な好みの子どもたちが不特定いる学校の読み聞かせなどには向かないかもしれません。
ブックトークなら、小学校高学年から中学生・高校生くらいにお薦めです。
けれどもこの作品、子どもたちより、政治家さんたちや社会経済をリードする会社の偉い人たちにこそ、じっくり読んでほしいかもです。
ともかく、「ペペ大統領」は最高です。