話題
ちょうおもしろい

ちょうおもしろい(フレーベル館)

超おもしろい、腸の世界を探検しよう!

  • 笑える
  • 学べる
新刊
はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

  • かわいい
  • ギフト
  • ためしよみ

ペローの赤ずきん」 梨華さんの声

ペローの赤ずきん 作:シャルル・ペロー
絵:エリック・バトゥー
訳:池田香代子
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2001年
ISBN:9784061892149
評価スコア 3.5
評価ランキング 48,601
みんなの声 総数 5
「ペローの赤ずきん」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く
  • ぞっとする結末のお話。

    • 梨華さん
    • 30代
    • その他の方
    • 北海道

    こちらは、ワタクシたちが記憶している、グリム兄弟のハッピーエンドの作品よりも、100年も前に書かれた。シャルル・ペローさんの作品に、エリック・バトゥーさん(絵)池田香代子さん(訳)の『ペローの赤ずきん』でございます(>_<)
    昔のこうしたお話は、口伝えのお話をもとに、宮廷サロンで才気を競い合った貴婦人により書かれ、貴婦人たちの洗練された甘美な物語は、妖精物語(コット・ド・フェ)と呼ばれていたのだそうです。
     ところが、そんな風潮をからかってやれ!とばかりに甘いばかりではなく、ちくっ!と鋭いエスプリをきかせて昔話の再話があってもいいのではないか。と考えたのが、ルイ14世の大家臣、アカデミーのお大立て者のペレーだったそうです。
    今も昔も、いたるところに危険が潜んでおり、警告を発するということも昔話の役割にもなっていた様です。
    ペローの結末は、グリムのほっとする結末よりも強烈な印象を残します。
    ヨーロッパに様々な国の口伝えの『赤ずきん』には、むしろペローのようなアンハッピーエンドのお話の方が多いのだそうです(>_<)
    イラストは、赤ずきんちゃんの赤と狼の黒が、対照的で上手く表現されていたと思いました(o^_^o)
    ぞっとする結末のお話でございます。

    投稿日:2006/06/07

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「ペローの赤ずきん」のみんなの声を見る

「ペローの赤ずきん」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

きんぎょがにげた / もこ もこもこ / しろくまちゃんのほっとけーき / いないいないばあ / はらぺこあおむし / じゃあじゃあびりびり / ぼちぼちいこか / なつのいちにち / はじめてのおつかい / からすのパンやさん

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

みんなの声(5人)

絵本の評価(3.5)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット