10歳の息子、5歳の娘と読みました。
私たちが住む地域にもベールを被ったイスラム圏の方々がいます。
夏は暑そうだな〜、
目しかあいてなくて不便じゃないかな〜。
そんな印象のベールでしたが、
この絵本で印象、一転。
お母さん、お姉さん、親戚のお姉さんが身にまとうメラハファに
とっても憧れを抱いている女の子。
大人ぽいな、秘密めいて素敵だな、私もはやくほしいな。
と会う人会う人に言って回る女の子。
あとがきにもありましたが、
私もそれまで「仕方なく着ないといけないもの」
「強制されてるもの」と勝手に思い込んでいたので、
メラハファというのはこんなに憧れの対象なんだ!と
目からうろこの思いでした。
そしてそんなメラハファが何のためにあるのか。
最後の答えはとっても素敵です。
モーリタニアのお話、息子と娘と読めて本当によかったです。