お友達のいないモモンガくんが、勇気を出して最初の一歩を踏み出し、森のたくさんの動物たちとお友達になるお話です。
とにかくモモンガくんが可愛くて可愛くて仕方なかったです。
あの大きな瞳に、ちっちゃな手!白いふわふわしたお腹も可愛い☆
そんなモモンガくんのことを、優しく見守るお父さんとお母さんも素敵ですね。
決して無理強いはせず、「さあ、いってらっしゃい」と声をかけるお母さんと、「大丈夫さ」とそっと背中を押してくれるお父さん。
こんな優しくて大きな愛情をかけられる、そんな親になりたいと思いました。
そして、その力をもらって「・・・よし!」と勇気を出して飛び出すモモンガくんの姿に、ついウルッとくるものがありました。
自分の子どももどちらかというと消極的で、やっと友だちの輪に入れた時の姿と重ね合わせたせいでしょうか。
新しいことに挑戦する時には勇気がいります。
胸がドキドキしたり、泣きそうになることだってあります。
でもそんな時に、この絵本のモモンガくんのように、まずはじめの一歩を踏み出してみよう!、そんな勇気をもらえる絵本だと思いました。
森のお友達もとっても優しくて、いい子ばかりですね(^^)
優しい絵のタッチもとても爽やかで、温かい気持ちになれる素敵な絵本です。