表紙絵のモモンガくんがとにかく可愛らしい。
「すこやかな心をはぐくむ絵本」シリーズの作品だそうですが、こちらの作品は、おともだちへのアプローチについてでした。
私も幼い頃、一人で「あそぼう」って言えない子でした。
母に付き添われ、母に「あそんでちょうだい」って言ってもらって、母に見守ってもらって、母の姿が家に消えると火がついたように泣いて家へ追いかけていく、情けなく、一緒に遊んでくれていた子たちからしたら???な子だったと思います。
とにかく自分から声をかけられないんです。
幼稚園に通い始めた頃には、見事に変身していましたが、それまではモモンガくんのようでした。
赤い風船さんが、モモンガくんのおともだちづくりを手伝ってくれましたね。
私は、みんなが力を合わせて、肩車をしているぺーじも好きです。
終盤の見開きで、みんなの列の真ん中にモモンガくんが入れられている絵が、ステキだな〜って思いました。
恥ずかしがりやさんも、積極的なお子さんも、この作品できっとモモンガくんに応援の声をかけちゃうんでしょうね。