数年前『大人向けかしら?』、と思い図書館で立ち読みした記憶があります。
今回じっくり、クーニーさんの絵を堪能しつつ読み直しました。
一人暮らしの72歳の誕生日を迎えたエマさん。
お誕生日に祝いに訪れた離れて暮らす、子・孫・ひ孫に囲まれ楽しいひと時を過ごします。
プレゼントにもらった故郷の小さな村の絵を壁に掛け、静けさの戻った家で眺めているうちに、自分の記憶している村とまるで違うと、ついに自ら絵筆をと取り始めます。
文中の、
エマおばあちゃんが すきなのは、かざらないことばかりでした。
が読後も思い出され、あの時間もエマさんにとっては、かけがえの無い素敵な時間だったのだと思いました。
深々とエマさんの中に降り積もっていたのは、“孤独”ではなく、素晴らしい人生を歩んできた証の“回顧”だったのでしょう。
「老い」を考えることが多くなってきた年齢になりましたが、年齢により流れの感覚は異なっていくのでしょうが、“時間”を大切に楽しみ過ごしていきたいと思いました。