同じ話を、ポール・ガルドンや和田和の作品で読んだので、お話に新鮮味はあまりなかったのですが、「がらがらどん」のマーシャ・ブラウンの存在感はとびぬけています。
貧しいおじいさんおばあさんが、粉をかき集めて作ったパンの大脱走。
あまり人を馬鹿にしてはいけませんよ。
軽いタッチのパンに対して、他の登場者は存在感たっぷり。
なんで新刊かな〜と思ったら、『パンはころころ』の題で別訳がありました。
要チェックです。
おじいさん、おばあさんがちょっとかわいそうすぎるので、私は『ジョニーのかたやきぱん』のようなハッピーエンドの方が好きではありますが。