どんな目にあっても感情を表さない少年が、とうとう見世物にされてしまう!というちょっとショッキングな内容です。
「泣いたり怒ったりしないというのは、これほど大変なことなのだ。
とても大事なことなのだ」というメッセージを、子供が読み取れるかどうかは微妙だなーと思いましたが、間違いなく怖い話として子どもの心に残っているようです。
スズキコージさんの絵も怖いですので、インパクトは強かったです。
最近、うちの子も含め意思表示の下手な子、コミュニケーション不足な子が増えてると思ってたところに、この本を読んだので大人の私は考えさせられました。