大好きな荒井良二さんの絵の本。魚釣りにいって、つい見栄を張って実際釣った魚のサイズよりすこし足して話してしまったばっかりに、どんどんサイズがアップしてしまい、巨大魚を釣ったことになってしまう。
主人公のハラハラとは裏腹に、「父の、釣れても、釣れなくても、海はいいよな」の言葉にずんっと心動かされます。
父は大きかった。。。
こういう少しの見栄から始まるすれちがいみたいなものは一生のうちに何度もあるので、気をつけねば。。。と思います・・・
でも、この本のいいところはそれを責めたりするんじゃなくて、やさしく、「そういうことじゃないんだよ」
と教えてくれるところです^^