初めて海釣りに行く男の子が嬉しくて、友達にじゃんじゃん釣れる話をします。しかし、釣れたのは「親指と人差し指をひらいた位のが1匹だけ」でした。
次の日、見栄を張ってしまったから大変。次々と友達に話は広がって・・・。大きさもどんどん大きくなって、マンボウ位の大きさの魚を釣った事になってしまいました。
本当の事が言えず、気を病んでしまう男の子でしたが、釣った小さい魚もいつか大きな魚になるんだもんねと開き直り、今度こそ、じゃんじゃん釣るぞ!と意気込むのでした。
釣りに限らず、思わず見栄を張ってしまう事もありますよね。子供の頃のそんな気持ちも懐かしく感じる絵本でした。