同じ「かがくのとも」の「からすうり」の本で、つる植物の面白さを知り、より多くのつる植物のことを教えてあげたいと思い、続けてこの本も手渡しました。光を目指して上へ上へと伸びていくつる植物。けれど、自分の力では支えることができません。他の木を頼って、利用して、ぐんぐんたくましく育っていきます。つる植物の生き方ではありますが、人間も、誰かの力を借りながら、自分のよさを発揮し、自分らしい生き方をしていけばいいのかもしれないな、と少し肩の力が抜けたような気持ちになりました。娘は、1つ1つのつる植物の名前を確かめながら、巻きひげの巻きつき方や、伸びていく先を、興味深く見つめていました。