最近は、簡易な透明なビニール傘をさすことが多いけれど…
様々な色や模様の傘があって、選ぶのがひとつの楽しみでもあります。
主人公の「わたし」が選んだのは、青い傘。
「晴れた日の空の色よ。」
なんて素敵な発想でしょう。
「わたしのかさは
そらのいろ
あめの なかでも
いい てんき」
と歌いながら歩いていくと、
「いーれて」と言いながら、次々と動物や鳥たちがやってきて
傘の中に飛び込んできます。
すると、だんだんと青い傘は大きくなって…
こんな傘があったら、雨の日だって楽しめちゃう。
動物も鳥たちも、おともだちも、みな一緒に楽しそうで素敵。
みな、仲良く遊ぶ姿をみて、温かな気持ちになりました。
傘が大きくなるってありえないけれど、
ファンタジーの世界は、子どもたちの想像する力を育ててくれると思います。
私はこういう世界が好きです。