だいちゃんは夏休みにいとこのこうちゃんのお家に遊びに来ました。
こうちゃんの家は海の近くにあり、ふたりが夏休みを楽しく過ごす一日を、絵日記のような思い出としてかかれています。
福音館書店の「ものがたりえほん新36」として、手元に届いた絵本です。
作者の太田大八さんは、「子供の頃の一番楽しい時代を、絵本にしようと思って」この絵本を作られたそうです。
魚や貝が沢山採れて美しい自然が、この時代の楽しかった思い出を、読み聞かせている私にも、懐かしさと安らぎのようなものを感じさせてくれます。
たぶん、自分も同じような体験をしたことがあるからでしょう。
舞台は、九州の長崎県。
一番に食いついたのは、主人でした。
主人は、長崎県出身。方言や、お話に出てくる「みな」という貝に懐かしがっていました。
そして、子供の頃はだいちゃんと同じような生活をしていたそうです。
この絵本を読んで、娘にも、忘れられないような夏の思い出を作ってあげたいと思いました。