インドの絵本。のんびり、ほのぼのとしています。
農場の喧騒から逃れ、旅にでたファルガさん。静かさを求めた旅だったのに、途中、荷車にいろんな人を乗せることになり、それぞれがいろんな音を立てることから、ますます賑やかになっていきます。
「トロット、トロット」と牛が進む音や、「トントントン」「タムタムタム」などといろんな音が飛び交って、絵本の中から音が聞こえてくるようでした。リズムもあって、読んでいてとても楽しい気分になりました。
最後には、いつもの音が「しあわせのおと」だったと気がつくファルガさん。その表現がとても素敵だなと思いました。
続編に、ファルガさんが市場に行くバージョンもあるらしいので、読んでみたいです。