『あらしのよる』のきむらゆういちさんの作、
全盲のイラストレーター、エム・マナエさんの絵、ということで
手に取りました。
やせっぽちで容姿も声もさえないこねこが主人公。
温かい家庭に生まれますが、捨て猫になってしまい・・・。
常にいいことを見つけ、幸せを感じるこねこの姿が健気です。
前向きでいることの大切さのメッセージを感じます。
そして、自分自身で切り拓いていこう、という気迫。
このこねこの姿にスポットが当たっているので、
お話としては唐突なラストですが、
明日への希望を感じ取ってほしいです。