フランスの歴史上の英雄ジャンヌ・ダルクの伝記絵本です。
ジャンヌ・ダルクに関する知識は断片的で、詳細を知らないところでこの絵本を読みました。
限られたページの中で語られる生涯、限られた文章を絵で説明しようとする取り組みは理解できるのですが、ジャンヌ・ダルクのことについて充分に知識がなければ物足りなさを作ってしまう絵本だと思います。
絵本のページに収まりきらない物語が背景にありますし、彼女の活躍、戦闘シーンについては、一言二言では伝えきれないものがあるのでしょう。
淡々とジャンヌ・ダルクの生涯の概略と神秘性を描いた絵本であり、極端な偏りや美化がないところに好感が持てたのですが、同時に伝記絵本の難しさを感じました。