小学校の国語の時間に、六年生に読み聞かせしました。
かなり長い話で、20分くらいかかります。
20回くらい読み込みましたが、冒険に次ぐ冒険のよくできたお話なので、練習の段階でも、飽きることはありませんでした。
絵も、隅々まで丁寧に描かれていて、雰囲気を伝えていますし、翻訳もこなれていて、声に出して読んでいて、心地よかったです。
もともと、語られた話なので、それだけで十分楽しめる作りになっています。
六年生くらいになると、想像力がついてくるので、絵なんかちょっとくらい遠目がきかなくても、何でもありませんでした。
ただ、本が大きいので、20分間持ち続けなければならないのと、最後まで、息切れせずに、きちんと声を出さなければならないのとで、体力勝負の本ではあります。
学校で、特別に長い時間をいただいた時に、高学年に読むのに絶好の本です。