エゾリスのしっぽって、実の入っていないクリのイガみたいです。
この写真絵本の著者竹田津さんは獣医師でもあります。
彼の家には自然界のお客様のために給仕台(ちょっとした食料)を置いているそうです。
この作品はほかの著者の写真絵本と少し違って、この給仕台によく訪れるエゾリスの“アカキチ”を取り続けた作品になっています。
アカキチは4年間、著者を楽しませる素敵なモデルを務めてくれていました。
こうして写真を見ていると、エゾリスってとても好奇心旺盛で、人懐っこい生き物なんだなぁと、思います。
文字はやや多めですが写真もたくさんで読み易いです。
読み聞かせよりブックトーク向きの作品です。
小学校の高学年くらいのお子さんたちにいかがでしょうか?