小学生中学年頃に、本屋さんで「同じ世界の出来事でも、こんなに違って見えるなんて……!」という説明を見て「だまし絵の本だ!」と勘違いして購入したのを覚えています。
しかし、実際に読んでみるとだまし絵の本ではなかった衝撃より、本のメッセージ性に衝撃を受けました。当時何も考えずに生きていたような私でしたが、「正しい」は存在しないんだな、という事に感銘したのです。
今でもこの教訓を胸に日々を送っています。とても在り来りな教訓ではあるのですが、当時にこの教訓に気づけた事は本当に良かったと思います。高校生になった今でも読み返すぐらいこの絵本が大好きです。少し内容は難しいですが、多くの子供たちが読んでくれることを願っています!