この本は、娘が文字を覚えたての頃一度借りてきたことがあったのですが、その時は上から読んでも下から読んでも同じ、ということにピンと来ていなかったようで、単に絵を楽しんで終わってしまいました・・・。
最近、いろんな単語を「下から読むと何になるでしょうか?」としょっちゅう聞いてきては言葉遊びに興味が出てきたようなので再び借りてみました。
そうしたらドンピシャ!
やはり、そういう月齢にならないと面白さって理解できないのよね〜、と娘の成長を実感しました。
と同時に、子供以上に親が感嘆しています。全文、さかさことばで話が進んでいくなんて、よほど頭が柔らかくないとできないと思います。ホント、おみごと!!
小学校ぐらいになって、さかさことばを考えてくる宿題なんて出たら、それこそ虎の巻にしたいくらい、ではないでしょうか!?
【事務局注:このレビューは、「さかさことばで うんどうかい」こどものとも 2009年5月号刊行 に寄せられたものです。】