正直、表紙に描かれている歯の妖精さんは、日本人の美的感覚からすると、あまり可愛くありません。
が!しかし、中身はとってもファンタジックで、楽しくて、可愛くて、サイコーでした。
『歯の妖精』たちがヨーロッパの各地でこういう作業をしていたら、ホントに素敵!!
夢のある、心を優しくしてくれる最上級の絵本の1冊だと思います。
そして、ピーター・コリントンの作品ではよくあることですが、作品の中に言葉が一言もありません。
絵だけで魅せてくれる妖精の日常を、みなさんも覗いてみませんか?
3,4歳くらいのお子さんから、小学校高学年でもお勧めできます。
ちなみに、うちの子はどちらかというと、下の小5の方が気に入ってはいましたが、上の中3も見せたら「うぉ〜」っと、感動していました。