自分のために読みました。何度も何度も涙をぬぐいながら読了しました。
著者ははじめ第一章だけを考えていたようですが、彼の周りの人たちの目線でぐーんと世界が広く深くなり素晴らしい本になっています。障害のある本人はもちろん、その家族もそして友人も、そのまた周りの人たちもそれぞれに考え悩み感じているんですよね。
特に姉とその友人のパートは胸に深く深く沁み入ります。
子どもたちには絶対よんでほしい。問題はオーガストのような障害だけではなく、すべての大小さまざまな「ちがい」に及ぶことなのだから。
できるなら、たくさんの大人にも読んでもらいたい一冊です。