昔は食べ物が町へ繰り出すというようなタイプの話を読むと
なんか、違和感があったのですが(汚いというかそういう感覚)
最近、この手の絵本が増えてきたせいか、
それほど違和感がなくなっている自分に気がつきました。
この絵本も、全部食べ物の登場人物。
それぞれキャラクターがあって楽しいです。
車だけど全部食べ物だから、汚いというふうにも
思わないし。
出てくる「場所」も、おにぎりだったりサンドイッチだったりするせいも
あるかな。普通に町に飛び出すのとは違う感覚というか。
最後、どうなるんだろうな〜って思いながら読みましたが
うまい具合に着地して、ほっとできる絵本でした。