鈴木まもるさんらしく、やさしいまなざしに溢れた絵本です。
1年生の男の子が、赤ちゃんと鳥の巣をみつめながら成長していく物語です。
赤ちゃんが雨に濡れないように、と心配している姿がお兄ちゃんらしくてほのぼのしました。
少し文字は多め、小学校低学年ぐらいでもいいのかな、と思いました。
ただ一か所気になる点が・・・。
1年生の男の子が自分の部屋でおやつを食べようとして鳥の巣を発見するのですが、子どもが自分の部屋でおやつを食べるかなぁ?
お母さんなら目の届く居間で食べさせたいと思うのですが・・・。
そういうご家庭もあるのかもしれませんが、私はちょっと違和感を感じました。