一目置いている風木一人さんの作品ということで手にしましたが、
絵は、鳥の絵が多い岡崎立さんでした。
でも、そのインパクトはすごかったです。
表紙に描かれた黒い鳥。
何と、前から読むとタカ、後ろから読むとガンの子の物語です。
面白いのは、絵が一緒なのに、文章が別々に添えられていて、
物語をぐいぐい進めていくのです。
雄々しいタカ、少し気弱なガンの子、それぞれの光景にぴったりとはまります。
雲の中の光景も圧巻。
新しい表現方法を体感した思います。
幼稚園児くらいから大人まで、このアートの世界を、ぜひ。