私が大好きな(娘も大好きになりました)、ローラのダンナさんと
なったアルマンゾの少年時代の物語です。
開拓しながら、放浪の暮らしをしながら力強く生きてきたローラ一家
と違って裕福な農家の子どもとして過ごしてきたアルマンゾの暮らしは
ちょっと普通すぎちゃうかもしれないなあと思っていたのですが、読ん
でみて、その気持ちは消えました。
裕福な農家になるためには、まじめにこつこつと、朝から晩まで
働き、「先のことを読む力」がなければだめなのですよね。
考えてみれば、それは当たり前のこと。そんなことにも気づけなかった
なんて。まじめな暮らしぶりや、おいしそうなごはんのあれこれ、
読んでてとっても楽しかったです。