かしこい、シャクトリ虫のお話。
腹ぺこのこまどりに食べられそうになった時に、こまどりの
しっぽを計ってその場を凌いだのをきっかけに、いろんな鳥を
計ることになってしまった、シャクトリ虫。
ある朝出会った鳥に、「私の歌を計ってごらん。でないと食べちゃうよ。」
と言われ、知恵をひねるのですが・・・・。
歌を計る??どうやって??
ところが、このシャクトリ虫がとても賢いんですよね。
思わず、「なるほど!そういうことか!」と膝を叩いてしまいました。
まるで、一休さんのとんち比べにも似た展開。でも、こういう
意表をついた展開って、とても楽しいですね。
この賢いシャクトリ虫は、きっと生き延びて立派な大人(蛾)に
なったことでしょう!