みどりの草の中に小さな虫が歩いている。
この絵本の表紙に、私は印象を受けた。
その名は『しゃくとりむし』。
私は大人になってから1度しゃくとりむしを見たことがあるが、
みどりではなく茶色だった。
小さな小さな、ホントに小さな虫だった。
しゃくとりというだけあって、測りながら歩いているように見えた。
この絵本に登場するしゃくとりむしも、長さを測れるのが自慢のようだ。
この特技を利用して、敵から逃げることが出来る。
しゃくとりむしは、鳥を測り続けた。
体の長さ、足の長さ、くちばしの長さ、くびや尻尾の長さ。
終いには、とんでもないものを測れと言われた。
さあ、しゃくとりむしはどうしたかな?
この小さなしゃくとりむしから目が離せません!