さいきん絵本より長めのお話を読みたがる息子。
子供のころに自分も持っていてとても面白かった記憶がある
この泥棒の話はどうだ!と選んだら大正解。
ちょっとマヌケな大泥棒と、息子くらい?の少年たち二人が
主人公で、得体の知れない魔法使いや妖精も出てくる冒険物語。
おばあさんの盗まれたコーヒー挽きを取り返すために
大どろぼうに挑む少年たちのキャラクターもそれぞれ光ってて、
飽きさせません。
ドキドキ・ハラハラ。
ちょっとマヌケで憎めないホッツェンプロッツとのやりとりの中でくすっと笑ったり、魔法使いの名前をわざと間違えるところで大笑いしたり。
笑いとスリルのバランスがいいです。
そして少年たちの優しさ。勇気。友情。
息子は我慢できずに一人でこっそり布団の中で続きをよんでました。
やっぱり名作は不滅ですね。
続編も読まなくては。
子供のころに夢中になったのを思い出しながら読みました。