いちごばたけの土の中に住んでる小さなおばあさん。おばあさんの仕事はいちごに赤い色をつけること。今年は暖かくなるのが早かったので、おばあさんは慌てて仕事に取り掛かります。
いちごの色を作のにはとても時間がかかります。ようやく出来上がると、次々いちごを染めていきます。そして仕事を終えたおばあさんは明日真っ赤に色づいたいちごを見るのを楽しみに眠ります。ところが・・・
翌朝目覚めると、なんと外は雪!おばあさんは泣き出してしまいました。でも・・・
小さくて、とてもチャーミングなおばあさんが、ちょこちょこ動き回っている様子が目に浮かぶようです。子供たちは、おばあさんがいちごを染めるのを不思議そうに見ていましたが、次にいちごを食べた時、「おばあさんが色をつけたんだよね」ととても嬉しそうでした。
真っ赤なおいしいいちごが食べたくなりますよ。