電線の上の鳥たちの伝言リレーなので、原題の「TELEPHONE」になるんですねぇ〜。
最初のページで、色鮮やかに描かれた人間の世界と対照的にその上に張られた電線の上の鳥たちのシルエット。
夕暮れが近そうな、おしゃれな描き方ですね。
鳩のお母さんが赤い羽根のオウムの子に、「そろそろ ばんごはんだから
かえっておいで」と息子ピーターに伝えてと頼みます。
ここから、電線の上の鳥から鳥へと伝言リレーが続くのですが、伝言の内容が、次から次へと尾鰭をつけられとんでもないものになって行きます。
読んでいて、最初のおかあさんの伝言はなんだったっけ?って思わず前に戻りました。
ふくろうさんに届いた時には、え゛〜〜〜〜〜っ!
でも、頼りがいのあるふくろうさんでした。
ふくろうさんが、ピーターの前で、よかったですね。
最後のページと見返し後ろに、ピーターのシルエットが見つけられますよ。